鎌倉市の小町通りにあるブティック『HOSONO』様に床のリフォームをご依頼頂きました。
工事に使用した床材はPタイルで、オーナー様のご意向で写真の様な女性的な色合いで施工をさせて頂きました。
試着室は床材のロスを少なくするため、メインの店舗スペースの工事で出たあまりを組み合わせて、上記写真の様な模様にしてみました。
今回のリフォームは大雨による床上浸水で、それまで使っていたカーペットが使用できなくなったためにお話を頂きました。
上はリフォーム前の写真ですが、大雨による増水で色が変わっている高さまで床上浸水してしまったそうです。
水に浸かってしまっていたカーペットはオーナー様の方で剥がしてあったので、当社で処分いたしました。
通常Pタイルの施工は、45cm角の物を隙間ができない様に敷き詰めていきます。
ですが今回の工事では、オーナー様のご希望で白いタイルは幅を半分にして変化をつける事になりました。
そのためオーナー様と事前にしっかりと打ち合わせと仮置き・確認を行いました。
お店には商品がある状態での工事なので、工事に入る前にしっかり養生をしておきました。
下地の起伏のある部分をパテで補修した後、下地をケレンがけして整えタイルを貼る場所に塗り残しやムラが無い様にしっかり接着剤を塗布。
今回使用したウレタン系接着剤は溶剤がガス状に揮発し、貼り付けた床材と床の間に隙間を作ってしまうので、オープンタイムと呼ばれている乾燥時間をとります。
ある程度乾燥させて溶剤の揮発が収まったらタイルを隙間ができない様に敷き詰め、ローラーを使ってしっかり圧着したいきます。
階段はした4段は店舗と同じPタイルを、それより上は既存のカーペットを貼り直しました。
その際に階段の脇をペンキで補修しました。