横須賀市・京急汐入駅そばの商業ビルの1フロアの内装リフォームをご依頼いただきました。その際の壁紙(クロス)リフォームをご紹介いたします。
床のリフォーム時の記事はこちら→商業ビルの内装リフォーム2・床(ウッドタイル)
また、この工事をご依頼いただきましたお客様からコメントを寄せていただきました。ありがとうございます。
貸事務所となっていたフロアが契約終了で空きフロアとなったので、これを機会にリフォームのご依頼を頂いたようです。
壁紙(クロス)は白で柄の大きめの織物調の物でリフォームいたしました。色はどんな業種でも違和感が無いようオーソドックスな白を、柄はリフォーム時に下地の不具合をカバーしてくれる大きめの柄を選びました。
フロアは仕切りの無い大きなスペースとトイレ兼洗面スペースに分かれていました。トイレスペースも今回リフォームさせていただきました。
リフォーム前
上の写真はリフォーム前に以前に貼ってあった壁紙を剥がした状態です。鉄筋モルタルの建物で、それなりに経年のある建物ですが、比較的下地は綺麗な状態でした。
下地づくり パテ掛け
鉄筋ビルとしては綺麗な下地でも、壁紙を貼るには遠い下地なので、下地材(パテ)を使ってしっかり下地を作ります。
またその際、隙間の大きいところや大きく崩れてしまっていた箇所は、上の写真の様に補強用の【ジョイントテープ】を貼ってからパテを掛けています。
天井のボード崩れ
天井の一部は下地の石膏ボードが劣化していて、壁紙を剥がした時に一緒に崩れてしまいました。
この状態ではパテを掛ける事ができないので、石膏ボードを継ぎ足してボード面を面一(ツライチ)にしてからパテを掛けました。
キッチンスペースのタイル跡
流し台のあるキッチンスペースはタイル貼りでしたが、これも撤去して壁紙(クロス)仕上げにする事になりました。
タイルはタイル自身の重さに負けないようしっかり貼ってあったので、バールなどを使って剥がしました。
そのせいで下地がかなり荒れてしまったので、しっかりパテ埋めしてから壁紙を貼りました。