三浦市のお客様からマンションのカーペット(絨毯)リフォームのご依頼を頂きました。
ご注文頂いたカーペットは【ループパイル】という、タオルの毛のように毛足がループ状になっているものです。
ループパイルは弾力性に富み、復元性・耐久性に優れているので歩行量の多いリビングなどにおすすめです。
木枠などの細かい凹凸も丁寧に切り込み対応しました。
リフォーム前の状態
リフォーム前は日光や経年による劣化に加え、飲み物のシミなどが少々目立つ状態でした。
カーペット敷設前の下準備
新しいカーペットを敷設する前に前に、古いカーペットとその下のフェルトを除去します。
その後、スクレイパーという刃物でケレン掛けをして、フェルトの接着後を剥がしていきます。
ケレン掛けで出た細かいゴミを掃除機で除去した後、絨毯に柔らかさを加えるクッションを敷き詰めていきます。
クッションを敷く時にはズレ防止に接着剤を垂らしておきます。
念の為にガムテープでクッションの継ぎ目などを固定します。
細かい箇所もしっかりクッションを敷き詰めます。
リフォーム前はフェルトでしたが、当社ではヘタリが少なくクッション性が長持ちする、ウレタン製の【ハイクッション】をおすすめしています。
カーペットは【グリッパー】という釘付きの留め具で部屋の壁沿いに固定します。
このグリッパーが劣化している場合は新しいモノに交換します。
カーペットのジョイント(継ぎ目)処理
カーペットは部屋の形や大きさによって、どうしても継ぎ目ができてしまいます。そのため継ぎ目をしっかり固定するジョイント(継ぎ目)処理が必要になります。
カーペットの継ぎ目には上の写真の【ジョイントテープ】を入れておきます。
ジョイントテープは熱で溶解・接着するので、専用のアイロンで熱処理して圧着します。
圧着した部分は専用のローラーで目立たないように処理しておきます。